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2018.05.03(木)
ゴールデンウィーク!!昨年の渋滞ランキング!!
桜の時期が早々と過ぎ去り、これからGWなど行楽シーズンに突入です。そこで気になるのが渋滞情報です。国交省が昨年度(2017年)の渋滞ランキングでています!
表に出てくる「渋滞損失時間」とは、交通渋滞の度合いを示す指標です。
本来、有効に使えたはずなのに、渋滞によって失われた時間を示すとのことで、国交省はこの時間が長い渋滞地区をワーストとしてランキングしています。
渋滞損失時間の増大は、経済活動を阻害するほか、二酸化炭素や窒素酸化物などの有害ガス排出量を増やして環境悪化につながるため、その短縮が課題となっています。
算出方法は、一人当り、1台当り、一定地域に住む人間全体などさまざまで、下記年間ランキングの1位である渋滞損失時間の134は、
「年間で134万人が1時間損失しましたよ」という意味です。
■高速道路の渋滞ワーストランキング【年間】
下記表は、全国の交通道をにおけるIC区間別の渋滞ランキングです。
やはり、東京、大阪、名古屋などの大都市中心とその周辺をつなぐ主要路線の区間がランクインしています。
この中で約5 割が40km/h 以下となる渋滞が発生し、そのうち約6割が交通集中による渋滞で、約3割が交通事故が原因だそうです。
■高速道路の渋滞ワーストランキング【GW】
次に、GW(ゴールデンウイーク)期間中の渋滞ランキングです。
こちらは、東名阪や中央道など観光地周辺や大都市中心とその周辺の観光地をつなぐ路線・区間が上位にランクインしています。
■都市高速の渋滞ワーストランキング【年間】
では、東京と大阪の都市高速における渋滞ランキングです。
■都市高速の渋滞ワーストランキング【GW】
次に、GWでの都市高速における渋滞ランキングです。
渋滞を研究している学者の意見によると、「渋滞が発生した時のデータを見ると、渋滞のほとんどは追い越し車線から発生します。
ある車が追い越し車線に割り込むと、後方の車にブレーキを踏ませてしまいます。
割り込みが複数台続いて、ストップアンドゴーを繰り返すことで、“ブレーキのバトンを渡している状態”になるんです。早く進むために追い越し車線に自動車が集まると、
よりブレーキが踏まれやすい環境になり、追い越し車線が渋滞してきて、車間が縮まってしまうのです。
以前、東名高速で発生した約40kmの渋滞を調べたところ、たった1台の車の車線変更が原因だったことが判明。
あまりにも急に割り込んだため、後方の自動車が続々とブレーキを踏んで、長距離渋滞につながりました。
また、渋滞の起きやすいところは、ずばり上り坂です。坂に差し掛かってもアクセルをそのまま踏んでいたら、速度は遅くなります。
すぐ気づけばいいのですが、時速100kmが95kmに減速したところで、ほとんど誰も気づかない。でも、その5kmの差がポイントになります。」ご参考に!
昭和シェルテクニカルサポートより